中学受験(受検)回想録

中学受験、お母さんは完璧じゃなくていい!

皆さん、こんにちは💓
中学受験のことを書く前に、私の育児への価値観や子供と向き合うときのスタンスを先に書いておこうと思います。
こういうブログを見ると、どのお母さんも本当にきちんとお子さんを育てていて、
いろんな知識を持って実践している尊敬すべきお母さんのブログがたくさん出てくるので、
もしかしてそれを期待して私のブログにたどり着いてくださった方がいたら、多分がっかりするだろうなぁ😅
と思いまして、私の基本スペックを知っていただきたくこの記事を書くことにしました。
これを通して、身近に感じてくださる方や肩の力が抜ける方がいてくれたら幸いです🤗
そのような方がいらっしゃれば、ぜひ仲良くしてください🎶

私は決して育児書に出てくるような立派な「お母さん」では、ありません。

がっかりさせてしまった方がいれば、大変申し訳ございません!😅
私は、どちらかというと適当で大雑把なお母さんです。
息子が生まれる前も、生まれてからも、そこは変わりません。
あまり小さいことにはこだわらず、怒り心頭しても一晩寝れば忘れてるようなタイプです。
性格もドジで、あわてんぼうで、早とちりでせっかちです。
「慎重」という言葉から一番遠いところにおります。
思い立ったらすぐに行動しないと気が済まないようなタイプです。
まぁ、よく言えば行動力はあります!!😂

息子を生んだ時に決めたこと

「息子を自分好みの男に育てよう!」という誓いを立てました。
だから息子が幼い頃から、小さな恋人のように接してきたので常に等身大でわがままな私の姿をさらけ出して過ごしてきました。
母だからと気張ることもなく、常に対等を心がけて過ごしてきました。
道徳的に教えてあげなければいけないことや、身に危険が及ぶことに対しては厳しくしてきましたが、
それ以外の何気ない日常はほとんど対等に息子が言葉を覚えてからは、なんでも話し合いながら接してきました。
また、息子を出産した病院の婦長さんが私に教えてくれた言葉に、
「子供にとっては、お母さんが見せてくれる世界がすべての世界。」
というものがあり、それからというもの私は息子にたくさんの世界を見せてあげたいと思いました。
夫が仕事で忙しいときでも、幼い息子と楽しいことをあれこれ考えながら遠出をしてみたり、いろんな体験に参加したりしていました。
そんな行動を許してくれた夫にも心から感謝しています💓
おかげで私たち親子には小さい頃から十分すぎるほどの、ふたりの思い出がたくさんできました。
今では息子は私の子供というよりは、よき理解者であり大親友という感じでもあります。
息子は母のドジさ加減も、すっとこどっこいなところも、泣いたり笑ったり忙しいところも
すべて理解した上でいつも深い懐で受けとめて、私が泣いている時には優しく励まし、
笑っている時には一緒に喜び笑ってくれるような温かい心を持った子に育ちました。

そんな日常の中で訪れた転機

息子が小学3年生になり、お友達付き合いも忙しくなり、オンラインゲームにドハマりしていたある日のこと。
テレビで、息子がお世話になることになった塾のCMが流れました。
公立中高一貫校を目指す子のための模試のCMでした。

私は自分自身が中学受験をしており、私立の中高一貫校に通っていたので、一貫校のメリットもデメリットもよく理解していました。
私にとってはメリットのほうが圧倒的に大きかったので、息子も可能なのであれば一貫教育を受けられる学校に通わせてあげたいと漠然と思っていました。
あと、もうひとつ。
中学受験を必勝に導くイメージは私にあるのですが、自分が経験したことのない高校受験を息子にどうサポートしてあげられるのかのイメージがまったくなかった。
仕組みもよくわからないし…🤔💦

しかしながら、我が家には息子を中学から私立に通わせられるほどの余裕もない。
というわけで、公立で中高一貫というのは、それだけで十分に魅力的でした。
一体どういう学校なのか?
と、息子を誘って二人で調べ始めました。
私より先に、息子のほうが「この学校に行きたい!」と言い始めました。
「ジュケンすれば行けるんでしょ??」
多分、受験って何かよくわかってない人のコメントです😂
「え?うん。そうだけど、受検する?」
「うん、しよう!」
こんな感じでした。

じゃあ受検は6年生にならないとできないから、まずは、この塾の模試を受けに行ってみようか!
って感じで、どこか遊びに行くようなテンションで模試を受けてみることになりました。

模試を受けに行って入塾を自分で決めた息子

この模試についてはまた別の記事でご紹介するとしますが、
はっきり言って、この子がこれから塾に通ったところでこの最難関の公立中高一貫校に合格する可能性ってあるの?
ってぐらいの無惨な結果でした。
ですが、息子はテンション上がりまくり!
なんでも形から入りたい息子にとって、この塾の規模や設備の新しさ、いかにもプロって感じの先生がたの様子に感動した息子は、
この塾に通いたいと言い出しました。
実は3年生になったあたりから、塾の体験はいくつか行っていたのですが、息子のお眼鏡にかなう塾がなかなか見つからず、
何かしら理由を付けて息子は塾通いを拒んできました。
私も、行かせたいとは思いつつもそこまで熱心に探していなかったので、それはそれでどちらでもよかったのですが、
これだけ即決で熱意を持って入塾を希望したのは初めてだったので、私もそれならば、という感じで。
他の塾と比較したり、その塾の評判なども調べることもなく、息子の直感だけを頼りに入塾を決めました。
(今思えば、息子の直感は正しかった!ので結果オーライでしたが、塾選びはとっても大事です。)

知識や情報へのアンテナはある私

私、AB型だからなのか情報だけは結構色々調べます。
飽きっぽいので、中学受験のことに限らずいろんな面でそれらの情報が生活に反映され、継続されることはほとんどないのですが!!😂
なので、これからもこのブログで色々ご紹介していきますが、息子が中学受験を決めてからは、
いろんな中学受験向けの本もたくさん読んだし、いろんな試みもしてきました。
どのメソッドも継続すれば絶対に効果があるだろうっていうものばかりですが、
いかんせん、私の3日坊主が災いし習慣になったことはほとんどなかったのですが、
「これ絶対いい!!」ってのはいくつかあるので、追々ご紹介していきますね👍✨

お母さんが完璧である必要はない!

結論ですが、私はお母さんが完璧である必要はないと思っています!
完璧にお膳立てされるより、抜けてる方が子供の自主性は伸びていくと実感しています。
息子は多分どこかで、何をするときも「お母さんだけじゃ心配だな」って思ってると思います😂
そして、それが息子を合格へ導いた要素になってたんじゃないかなと思います。
息子だけの受験でもないし、私だけの受験でもなかった。
ふたりで力を合わせて合格を目指した。
そういう親子の壮大な体験だったと思います。
表現に語弊はあるかもしれないけれど、私たちにとっては遠出のお楽しみイベントを企画するような、
その延長線上にある一大イベントに過ぎなかったようにも思います。
中学受験の楽しさはそういうところにあったんじゃないかなぁと思います。
私は高校受験をしたことがないのでわからないのですが、その頃にはもうすっかり親離れしていて、
親と一緒に受験に向けて頑張ろう、なんていう感覚はなかったように思います。
中学受験だったからこそ、親子の絆で一緒に乗り越えていける体験になったように思っています。
うちは、たまたま受かりましたが、これがもし落ちていたとしても、
ふたりで良い思い出が作れたねぇって言ってたと思います。
それぐらい親子にとっては、苦楽を共にする思い返せば奥深い出来事でした。
どのご家庭にも、結果どうあれ良かったねって言える時間にしてほしいなと願ってやみません。
だから、お母さんには今一度肩の力を抜いて、いつものおドジな姿で笑顔でいてほしいなって思います。

頼れるお友達がいると心強い!

こんな私でも、受験の3か月前ぐらいには人知れずカリカリしたり、イライラしたり、ぶつけようのない不安を感じていました。
だって3年生の終わりから息子を塾通いさせて、大好きだったオンラインゲームも息子はやめて、
この受験一筋でやってきたのに、落ちてしまったらどうしよう😭
っていう気持ちが沸々と湧いてきて、もう情緒不安定もいいところ!!
そして、親子の体験とはいえ、本番闘うのは息子一人。
私にできることってほとんどないじゃんってことに、はたと気付くわけですね。
そんな時に、たまたま久しぶりにlineで連絡を取り合った先輩ママのお友達がお茶しようって言ってくれて。
そういう私の心をすごく理解してくれた上で、いつもの私に戻れるように、1日1収納の片付けを一緒にしようって
毎日お互いの片付け画像を送りあいっこしてくれたり、すごく励まされたんですね。
それから段々私も良い意味で開き直れるようになってきて、なんであんなに不安定だったんだろう?と不思議なぐらい
穏やかな日常を取り戻すことができました。
なので、もしこのブログを見てくれてる方には私の失敗を繰り返さないように、そういうママのお友達がいらっしゃればぜひ頼っても良いと思います。
そして、もしいなければ、可能な限り私がお付き合いしますよ!🤗
それが私にできる、先輩ママのお友達への一番の感謝の仕方かなって思ってます。
お気軽にご連絡ください🥳