YOSSYのお母さん道

卒園式で園長先生が教えてくれたこと

2017年の3月に息子は幼稚園を卒園しました。
札幌市内でも人気の幼稚園に通うことができて、親子ともに本当に充実した園生活を送ることができ今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
息子は2歳児クラスからお世話になり、4年間の保育期間をこちらの幼稚園でお世話になりました。

幼稚園では2歳児の子たちを「小さな巨人」と呼び、息子たちに秘められた無限の可能性を信じて保育してくださりました。
4年経つ頃には、目に見える形で言えば身体能力も非常に高めていただき逆立ち歩きができるようになったり、縄跳びを1000回跳べるようになったり。
心の面でも、目標に向かって真剣に取り組むことを教えてくださりましたし、お友達を思いやる心や親や先生に感謝する心を育てていただきました。
卒園式の日にはそういうものを総称して「心のたからもの」と表現なさり、大切にしないとすぐに腐るしなくなってしまうものとして、子供たちへ絶対になくさないように大切にしてほしいと熱いメッセージを送ってくださりました。

息子は今でも自分がその幼稚園の卒園児であることに誇りを持ち、自分はこの幼稚園の出身なんだから頑張れると心の底から信じています。
本当にうれしい成長であり、ありがたい誇りであり、私の子育てがこんなにいい加減でも息子がまっすぐ育ってくれたのは、あの4年間のおかげだったと思います。

そんな大好きな幼稚園を卒園する日の、当時の園長先生から親に向けて発信してくださったメッセージがとっても印象的で、私は今でもあの時のお話を時折思い出して背筋が伸びる思いになるのです。

前置きが長くなりましたが、今日はその時のお話を私の解釈でお伝えしたいと思います。

なんでも学校任せにしないこと

幼稚園時代は、先生方がひとりひとりを手厚く見守ってくださり、時に叱り、時に一緒に喜び、子供と同じ目線で保育してきてくださったので、親もついつい甘えがちになってしまうところがありました。
ですが、小学生になったら小学校の先生たちはみんなもっともっと忙しいものだから、もっと親が真剣に子どもに向き合って関わってあげてください、というメッセージを発信してらっしゃいました。

私は、本当にその通りだなぁと痛感し、息子が小学生になってからは幼稚園に通っていた時以上に深く息子と関わるようになりました。
小さいうちは、「身の回りのお世話」が子育ての中心でしたが、小学生になると心の成長のケアが私の主な役割になったように思います。

いろんなことが自分でやれるようになってくるので、子育てはラクになるように思えますが、逆に目に見えない部分でのケアというのは日ごろの息子との向き合い方がモノを言います。

親が問題解決のフォローをしてあげて

小さい頃はトラブルがあれば、親が出てって親同士で「ごめんねぇ😢」とか、「気を付けるように厳しく言っておくから~😢」とか、そんなふうに解決してしまうことが結構あったけれども、小学生になってからはよほど危険がある場合や相手の親御さんが心配して連絡してくる以外、私はなるべく出ないようになりました。
息子は最初の頃は「お母さんから言ってよ!」とか、甘えたことを言ってましたが、もうそれはしてくれないんだとわかると、どうしたらいいか一緒に考えてほしいという方向に変わっていったように思います。
まだまだ、問題を解決した経験値も少なく、相手の心情をつかむことや、ボキャブラリーも乏しい幼い息子にとっては、自分で問題を解決していくことはハードルが高いことも多かったと思います。

今では、自分で問題を回避したり解決したりできるようになりました。
始めの頃は、なんでこんなにしょっちゅうトラブルが起きるんだ??と不思議で仕方ありませんでしたが、その都度根気強く相談に乗りました。

園長先生のメッセージをもとに私がやってきたこと

正しいことばかり言ってきたわけではなく、時には愚痴にも一緒になって付き合いました。
誰にも言えない愚痴を私にだけはこぼさせてあげたいと思ってました。
もうあまり言わなくなりましたが、今もその気持ちは変わってません。
「人の悪口は言ってはいけない」とか、そんな当たり前のことは息子だってよくわかってます。
それでも誰かに聞いてもらいたいだけってことは大人でもたくさんあります。
それを全部押し込めさせてしまったら、腹の底のどす黒いものが積み重なってしまうだけだと思っています。
正解を教えてしまえば、話は早いですが本人が納得して行動することが重要だと思っていたので、そのための私なりの工程ができあがっていました。

いったんは全部吐き出させてあげる。
言いたいだけ言わせてあげる、ということをとことんやりました。
最愛の息子でも「いやぁ~、この子ほんと性格悪いな~💦」と思うことも正直ありましたが(笑)、それでもまずはよく聞いてあげました。

だけど、そこから「どうしてそうなっちゃったんだろうね~?」とか「逆の立場だったらどうする~?」とか、「次こういうことあったらどうしたらいいんだろうねぇ~?」とか、解決方法を自分で出せるように、受け入れ態勢を整えてもらってから答えを導き出すようにしました。

愚痴が長すぎて、起きていられず翌日に持ち越したこともありますが😂、それでもなるべく一連の流れの中で終わるように長引かせないようにすることを気を付けました。

息子も自分では本当は自分にも悪いところがあったとか、もっとこうしてれば良かったとか、わかっていて、いったんこの流れになると結構簡単に答えは出ました。
4年生ぐらいまではしょっちゅうトラブルがあって学校から電話が来たりすることもありましたが、5年生になってからはパッタリとなくなりました。

「明けない夜はない!」と信じて根気強く向き合った結果だったのだろうなぁと思います。

変わるときは一瞬

これは私の持論ですが、人って大人も子供も変わるときは一瞬だなぁと思うことが多いです。
例えばダイエットみたいにじわじわと少しずつ変わっていくというようなものではなく、一瞬で変わると思います。
きっと何かストンと肚に落ちる瞬間みたいなのがあって、今まで経験してきたいろんな点在する経験値がスーッと線になる瞬間みたいなのがあって、それを掴むと目の前の環境や今まで見てきたものが一瞬で変わるんだろうなぁと思います。

それまでは、たくさんの点を作ってあげることが大事なんだと思います。
感情に任せて厳しいことばかり言っても駄目だし、甘いことばかり言っても駄目だし、そのバランスを親が冷静にコントロールしながら導いてあげることが大事なんだろうなぁと思います。

親にさせてくれたことに感謝

私は息子に、心から感謝してます。
息子がいてくれたから、私は親になれたんだなぁと思っています。
育ててやってる、という感覚ではなく、お育てさせていただいている、という感覚を忘れないように気を付けています。
(すぐ忘れちゃうけど!!笑)
たとえ子供であっても、一人の人として敬意をもって向き合う努力はこれからも続けていこうと思います。

こういう子育てをさせてくれた幼稚園にも感謝

原点は、本当に卒園式の園長先生のメッセージだったと思います。
あぁいったお話が聞けなったら、仕事しながらの忙しい子育てだったので、なんとなくのダラダラしたその場限りの子育てを続けてしまったと思います。
卒園式に入れてもらったスイッチと、それまでの間の4年間に息子を私に代わってまっすぐ育ててくださった先生方への心からの感謝を絶対に忘れないでこれからも子育てを楽しみたいと思っています❤️