オホーツクの秋味とイクラが今年もやってきた!

北海道の人は、「鮭」のことを「秋味」と呼びます。
初めて聞いたときは何のことだかわからなかったのですが、知ったときには季節を感じる風情のある呼称で大好きになりました。
秋の味と書いてアキアジ。

網走近くに住む義父は、秋どころか真夏に毎日秋味を釣りに行きます。
調子が良い年は200匹ぐらい釣るそうですが、今年はニュースにもなっていたほど秋味が獲れずに高騰しています。
どうやら、稚魚が育つ季節に海水の温度が上がりきらなかったため死んでしまう稚魚が多かったと聞いています。

それでも、義父は
「じいちゃん、今年もイクラ送ってね!!」
と無邪気にリクエストした息子の期待に応えるため、寒くなるまで毎日海に行っていたそうです。
真夏から始めて最近まで続いた秋味釣り。
食べられるようにして届いたのは昨日。
秋も越えて冬になってしまいましたね。

そんな義父の熱い思いで、今年も我が家にやってきました。
息子の大好物!!

イクラ!!!

今年は事情も知っていたので、義父がどんな思いで息子にイクラを送ってくれたのかを考えると本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
この瓶ひとつで「めんた1匹分」だそうです。
※「めんた」というのはメスのことだそうです。

主人の実家では、秋味を余すことなく食べます。
身の部分は焼き魚用と、焼き魚にできない部分はトバにします。
頭の部分は「あら」と言って三平汁にします。
三平汁とは、だし汁に大根やじゃがいもニンジンなどと一緒に入れて煮込んだもの。
塩気が強いので、味付け不要です。

これも立派な食育だなぁと思います。
「食べ物をいただく」という行為は「いのちをいただく」ということ。
無駄にせずに、余すことなく味わい尽くす。
これが「いのち」に対する礼儀です。

今年もたくさん秋味を送ってもらったので、「いのち」と「義父の愛」に感謝しながら大切にいただこうと思います。




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